史跡
【読み方:しせき、分類:観光】
史跡は、貝塚、住居跡、集落跡、社寺跡、城跡、古墳、関跡などの遺跡のうち、歴史・学術上価値の高いものをいいます。これは、日本の文化遺産保護制度の体系においては、文化財の種類の一つである記念物の内、遺跡に該当するものの中から、歴史上または学術上価値が高いと認められ、保護が必要なものについて、国が指定を行ったものとなっています。
※以下は、国の史跡の松本城(長野県松本市)。
現在、文化財保護法では、遺跡のうち、日本の歴史上または学術上価値の高いものを、文部科学大臣が「史跡」および「特別史跡」の名称で指定することができると規定しています。また、地方公共団体では、国の指定を受けていないものに対して、各々の条例に基づいて、「○○県史跡」や「○○市指定史跡」といった名称で指定を行っています。