オーバーブッキング
【読み方:おーばーぶっきんぐ、分類:航空】
オーバーブッキング(Over Booking)は、航空業界(航空会社)においては、飛行機の座席数よりも乗客数が上回ってしまう状態のことをいいます。また、ホテル業界(ホテル等)においては、ホテルの客室の予約が客室数よりも上回ってしまう状態のことをいいます。
一般に航空会社では、なるべく満席に近い状態でフライトができるように、直前のキャンセルや乗り遅れ、当日空港に現れない予約客(ノーショウ)などを見越して、長年の経験やデータなどを基に、座席数よりも多めの予約を受け付けることがあります。その結果として、時には見込み(予測)が外れて、座席数を上回る搭乗客を抱えてしまうことがあり、オーバーブッキング(過剰予約)が発生します。(航空会社によっては、ポリシーとして、過剰予約を受け付けない方針を取っているところもあり)
通常、オーバーブッキングが発生した場合、航空会社の対応としては、振り替え便を手配したり、上位クラスの座席が空いていれば無料アップグレードしたりするなど、迷惑をかけた代償として「何らかの便宜」を図っています。