1匁
【読み方:いちもんめ、分類:質量】
匁(もんめ)とは、長さの基準を「尺(しゃく)」とし、質量の基準を「貫(かん)」とする、日本古来の度量衡システムの総称である「尺貫法(しゃっかんほう)」における質量の単位で、1匁は1貫の1000分の1で、1匁=3.75gと規定されています。
現在、匁(もんめ)は、真珠(Pearl)の質量の単位として、国際的な商取引で使われており、また日本の計量法では「真珠の質量の計量」にのみ使用することが認められています(真珠が日本の特産品であったことに由来する)。なお、真珠の商取引の単位名は、ひらがなの「もんめ」であり、その単位記号は「mom」となっています(もんめの英語表記は「momme」)。
ちなみに、現在、日本の五円硬貨の質量は3.75gで、ちょうど1匁に相当します。