一蓮托生
【読み方:いちれんたくしょう、分類:四字熟語】
一蓮托生は、最後まで行動や運命を共にすることをいいます。これは、一つの蓮(はす)を意味する「一蓮(いちれん)」と、他のものに身を寄せ、頼って生きることを意味する「托生(たくしょう)」からなる用語で、元々は日本の浄土信仰から生まれた考え方(仏教語)で、死後に生まれ変わって、極楽浄土で同じ(一つの)蓮華(ハスの花)の上に生まれ変わることを意味します。そして、それが転じて、結果はどうなろうと、最後まで行動や運命を共にするという意味でも使われるようになりました。
<本用語の使用例>
・監督やコーチ、選手は、一蓮托生の想いでこの大会に臨んでいる
・国の経済がマイナス成長であっても、個人が一蓮托生で沈んでいく必要はない
・日本の自動車メーカーと部品メーカーは、一蓮托生のパートナーとして共に支え合っている