青天白日

【読み方:せいてんはくじつ、分類:四字熟語】

青天白日は、心にいささかも後ろ暗い所(人に隠している悪い行いなど)がないことや、無罪であることが明らかになることをいいます。これは、青い空を天井に見立てた語である「青天」と明るく輝く太陽を示す語である「白日」からなる用語で、澄み渡った青い空に太陽が光り輝く様子から転じて、潔白な心や無罪の明確の喩えとなりました。

なお、本用語は、中国の唐の文学者・思想家である韓愈が記した「崔群与書」において、「青天白日は、奴隷も亦其の清明を知る」とあるのに基づきます。