暗中模索
【読み方:あんちゅうもさく、分類:四字熟語】
暗中模索は、暗闇の中で手探りして探すこと、また手掛かりがないまま、いろいろなことを試みる(考えてやってみる)ことをいいます。これは、暗がりや闇の中を意味する「暗中」と、手さぐりで探し求めることを意味する「模索」からなる用語で、中国の「隋唐嘉話(ずいとうかわ)」の故事(唐の国の許敬宗という政治家に対する「有名人に会ったら、暗闇を探ってでも彼らを知りたくなるだろう」という忠告)に由来するものです。
なお、本用語と似たようなものとして、「五里霧中(ごりむちゅう)」などもあります。
<本用語の使用例>
・大手家電各社は大赤字となり、復活へのシナリオは暗中模索の状態である
・彼自身が試行錯誤を繰り返し、暗中模索していることの表われなのだろう