徹頭徹尾
【読み方:てっとうてつび、分類:四字熟語】
徹頭徹尾は、最初から最後まで(終始)やあくまでもをいいます。これは、中国の「河南程氏遺書(かなんていしいしょ)」が出典となっており、「徹」は貫き通すやとことんまで行き届く、「頭」は物事のはじめや最初、また「尾」は物事の終わりの部分や末の方を意味します。
一般に本用語は、一つの考えや方針などを徹底して貫くさまや、ある対象の終始を言う場合に使われ、また似たようなものとして、「終始一貫(しゅうしいっかん)」や「首尾一貫(しゅびいっかん)」などもあります。
<本用語の使用例>
・彼の話は、徹頭徹尾でたらめなので論評する気にもならない
・個人投資家は、今年も徹頭徹尾、押し目買い・逆張り戦略貫徹だった
・被告は「徹頭徹尾、事実無根です」と述べ、全事件で無罪を主張した