二束三文/二足三文
【読み方:にそくさんもん、分類:四字熟語】
二束三文は、「二足三文」とも表記され、数量が多くても値段が非常に安いこと、また捨て売りの値段のことをいいます。これは、その昔、金剛草履(藁や藺で作った丈夫で大きい草履)が二足で三文の値であったことに由来するものです。
一般に本用語は、今日においては、ひどく安い値段を意味したり、儲けが出ないほどの安値で売る「投げ売り」の際に用いられたりします。
<本用語の使用例>
・おそらく足元を見られて、二束三文で買い叩かれるのが落ちだろう
・○○ファンドと言えば、バブル崩壊後に様々な企業や資産を二束三文で買収して話題になった