神出鬼没

【読み方:しんしゅつきぼつ、分類:四字熟語】

神出鬼没は、ある目的のために、自由自在に素早く現れたり、隠れたり(姿を消したり)することをいいます。これは、中国の前漢代の思想書である「淮南子(兵略訓)」が出典で、鬼神のように自由に出没するという意に由来するものです。

一般に本用語は、日常において、行動が自由自在で、居所などの予測がつかないこと(さま)を表現する際に使われ、また似たようなものとして、「鬼出電入(きしゅつでんにゅう)」などもあります。

<本用語の使用例>

・全国をフィールドにした神出鬼没な活動が、追っかけファンの心をくすぐっている
・昨日の試合では、○○が神出鬼没の動きで前線に上がって、相手DFをかき回した