敬天愛人

【読み方:けいてんあいじん、分類:四字熟語】

敬天愛人は、天を敬い、人を愛することをいいます。これは、維新の三傑と称される西郷隆盛(1828-1877)の「南洲遺訓」が出典で、天を畏れ敬うことを意味する「敬天」と、人間を大切なものと考えることや人を愛することを意味する「愛人」からなる用語です。

一般に本用語は、西郷隆盛が学問の目的を述べた語として有名であり、また世の中においては「座右の銘」とされることも多いです。

<本用語の使用例>

・○○は、西郷隆盛を尊敬し、座右の銘は「敬天愛人」だ
・西郷隆盛の書で「敬天愛人」の文字の後に○○の署名が記されている