傲岸不遜

【読み方:ごうがんふそん、分類:四字熟語】

傲岸不遜は、自分を偉い人間と考えて、相手を見下した態度を取るさま、また思いあがって謙虚さのないさまをいいます。これは、おごり高ぶって、いばっている(へりくだるところのない)さまを意味する「傲岸(ごうがん)」と、思いあがっているさまやへりくだる気持ちがないさまを意味する「不遜(ふそん)」からなる用語です。

なお、本用語と似たようなものとして、「傲慢不遜(ごうまんふそん)」や「傲慢無礼(ごうまんぶれい)」、「倣岸無礼(ごうがんぶれい)」、「高慢無礼(こうまんぶれい)」、「尊大不遜(そんだいふそん)」などもあります。

<本用語の使用例>

・彼女の物言いは、超がつくほどの傲岸不遜で共演者を怒らせた
・記者会見を開いたものの、相変わらずの傲岸不遜な態度が際立った
・いったいどういう育てられ方をしたら、あんな傲岸不遜な人間になるのか