知行合一

【読み方:ちこう(ちぎょう)ごういつ、分類:四字熟語】

知行合一は、知識と行為は一体であり、本当の知は実践を伴わなければならないことをいいます。これは、中国の王陽明が唱えた学説(陽明学の実践重視の立場を示す説)で、朱子学の先知後行説が認識(知識)を実践(行動)よりも優先(重視)するのに対して、知識や認識は必ず実行を予想しているものであり、知って行わないのは真に知っているのではないとし、知(知識)と行(行動)とは表裏一体をなすと説いたものです。

なお、本用語と似たようなものとして、「知行一致(ちこういっち)」があります。