ナマポ
【読み方:なまぽ、分類:俗語】
ナマポは、生活保護を意味する言葉(俗語)をいいます。これは、生活保護を「生保」と略すことがあり、その読みを「セイホ」→「ナマポ」と誤読したことに由来し、その響きが印象(耳)に残ることから、インターネット上で広く使用されるようになったものです。また、生活保護とは、生活に困窮している国民に、困窮の程度に応じた保護を行って最低限度の生活を保障すると共に、その自立を助けるための制度で、昨今、日本において大きな社会問題となっています。
一般に本用語(ナマポ)は、侮蔑の意味合いもあるネットスラングの一つで、2012年9月に自民党の総裁候補だった石原伸晃氏がテレビ(報道ステーション:テレビ朝日系列)で使った時には、ネット住民がとても驚き、物議を醸すことになりました(政治家は、絶対に使ってはダメ)。
<本用語の使用例>
・ナマポ受給者はNHK受信料を払わなくてもいい
・小役人がナマポのオンナに手を出してクビになった
・非正規で必死に働くよりナマポの方が生活楽なのはおかしいだろう