なるへそ

【読み方:なるへそ、分類:俗語】

なるへそは、「なるほど」の俗語的表現で、何かに納得や理解、同意をした際に使う言葉をいいます。これは、「なるほど」が崩れた(変化した)ものであり、一昔前に若者がくだけた(フザけた)感じで使っていましたが、昨今では死語になっているようです。

その語源については、「なるほど、へぇそうなんだ」の略とする説や、なるほどの「ほど」を漢字で「火床」と書くと、いろりの中心のくぼんだ部分(へそ)を意味し、"ほど"と"へそ"を入れ替えたとする説などがあります。

なるへそ(なるほど)

一般に「なるへそ」は、「なるほど」のフザけた言い回しであるため、日常的には、目上(年上)への使用はNG(不可)とされています。なお、「なるほど(成る程)」とは、相手に同意したり、自ら納得したりする気持ちを表す際に使う基本的な言葉(表現)となっています。