ヒガモ

【読み方:ひがも、分類:略語】

ヒガモは、被害妄想や被害妄想癖がある人のことをいいます。これは、自分が他人から危害を加えられているという妄想である「被害妄想(ひがいもうそう)」の略で、主に若者の間で、被害妄想癖のある人や被害妄想に陥っている最中の人などを指す場合に略語(俗語)として使われています。

ヒガモ(被害妄想)

一般に被害妄想は、精神医学においては、心的外傷後ストレス障害やうつ病、統合失調症などの精神病患者に多く見られる症状の一つで、他人への根強い猜疑心などが生まれるとされています。また、重大な精神疾患に限らず、日常生活でありがちな軽度の勘違いや猜疑心なども「被害妄想」としてみなすことがあるそうです。

なお、被害妄想の傾向のある人は、決して追いつめたり、からかっらりしてはならず、また「ヒガモ」という言葉も安易に使うべきではありません。