管を巻く/くだを巻く
【読み方:くだをまく、分類:概念】
管を巻くは、「くだを巻く」とも表記され、とりとめのないことをしつこく(繰り返して)言ったり、訳の分からないことをぐずぐず言ったりすることをいいます。
元々は、糸繰り車の紡錘(つむ)に差して糸を巻きつける軸を意味する「管(くだ)」が語源で、この管に糸を巻きつける時、ぶうぶう音を立てることに由来するそうです。そして、そのぶうぶう音や糸を巻く動作が、同じことを繰り返し、くどくど言う姿に似ていることから今日の意味となったそうです。
<本用語の使用例>
・酒に酔って管を巻く友人がウザイ
・今日は、酒を飲んで管を巻いて寝るだけ
・一日の疲れやストレスを解消すべく夜な夜な集まってはくだを巻く