御託を並べる

【読み方:ごたくをならべる、分類:概念】

御託を並べるは、「ごたくを並べる」とも表記され、自分勝手な言い分や理屈などをくどくどと述べる(言う)ことをいいます。これは、「御託宣」の略で、自分勝手の偉そうな言葉やくどくど言う言葉を意味する「御託(ごたく)」と、同じ種類のことを次々に言いたてる(述べたてる)ことを意味する「並べる」が合わさった用語となっています。また、その語源(意味合い)については、神主の口から「御託宣(神のお告げ)」が述べられる時、話がとても長くなることが多く、その長さに辟易したことに由来するそうです。

一般に本用語は、日常的には、「あの人は、いつも御託を並べる」というように使われますが、通常、そのイメージ(言葉の使用感)は「うんざりだ、めんどうだ」というようにネガティブ(否定的)なものとなっています。