業を煮やす
【読み方:ごうをにやす、分類:概念】
業を煮やすは、思うように事が運ばず、イラだつことをいいます。これは、仏教用語で人間の身・口・意によって行われる善悪の行為
を意味し、また理性によって制御できない心の働きを表す「業(ごう)」に、怒りの気持ちなどを激しくするを表す「煮やす」が付いた用語で、事が思うように運ばず、腹を立てることを意味します。
一般に本用語は、日常的には、「業を煮やして席を立つ」というように使われ、また似たような用語に「業が煮える」や「業を沸かす」があります。