剣幕/見幕/権幕

【読み方:けんまく、分類:概念】

剣幕は、当て字で、「見幕」や「権幕」とも表記され、勢い込んで相手と争おうとするような態度や言葉のことをいいます。これは、通常、怒って興奮している様子、いきり立った荒々しい態度や顔つきなどを指します。また、その正確な語源は未詳ですが、表情や性質がとげとげしくなること(さま)を意味する「けんあく(険悪)」の連声したものとも言われています。

一般に本用語は、日常においては、「激しい剣幕を見せる」や「ものすごい剣幕でつめよる」というように使われます。