波紋
【読み方:はもん、分類:概念】
波紋は、日常的には、ある事がきっかけとなって、関連し合いながら次々と周囲に動揺を及ぼしていくような影響をいいます。これは、原義は、水に石を投げた(落とした)時などに水面に生じる「輪の形に広がる波の模様」で、また関連句の「波紋が広がる」は、一つの出来事で多方面に影響が生じることをいいます。
<本用語の使用例>
・首相が口にした「年功賃金の見直し」が大きな波紋を広げている
・今回の閣僚辞任は、来春の統一地方選を控え、政界関係者にも波紋が広がった
・相次いでウイルスに感染していることが判明し、芸能界に波紋が広がっている