ホットドッグ
【英語名:Hot dog、分類:アメリカ料理】
ホットドッグは、アメリカ英語の「hot dog」に由来するもので、細長いパンに切れ目を入れ、温めたソーセージなどを挟んだものをいいます。元来、温かいソーセージをパンに挟んで食べるという工夫(慣習)は、ドイツから米国にやってきた移民達によって伝えられたそうです。
その昔、米国において、ソーセージのことを「ドッグ」と俗称(スラング)で呼ぶようになったのは19世紀の中頃からで、フランクフルター・ソーセージの細長い形状から「ダックスフント・ソーセージ」と呼ばれたことに由来するそうです。
一般に本場の米国では、ホットドッグに用いられるソーセージは、太さが2~3cm、長さが12~15cmほどのフランクフルトが標準的ですが、日本では、それより細く、やや長めのものが用いられることが多いです。また、その素材は、米国では、牛肉または牛豚混合の絹挽きが主であるのに対して、日本では、豚肉の荒挽きが使われることが多いです。
なお、味付けについては、マスタードが多いですが、好みに応じて、トマトケチャップやタマネギ、レリッシュ(ピクルスを細かく刻んだもの)、ザワークラウトなどが添えられます。