要介護高齢者
【読み方:ようかいごこうれいしゃ、分類:状態】
要介護高齢者は、寝たきりや痴呆症などにより、介護が必要な高齢者のことをいいます。また、要介護高齢者と虚弱高齢者(心身機能の低下や病気などのため、日常生活の一部に介助を必要とする高齢者)の総称を「要援護高齢者」と言います。
一般に介護保険制度では、要介護認定により要介護1~5のいずれかの要介護状態区分に該当し、介護給付を受けている人を「要介護者」と言い、要介護高齢者とは、これに該当する65歳以上の方を意味します。現在、日本の要介護高齢者は、高齢化社会の進展と共に年々増えており、将来の社会的負担のさらなる拡大につながり、行政上の大きな課題となっています。
・要介護1:部分的に介護を必要とする状態
・要介護2:軽度の介護を必要とする状態
・要介護3:中等度の介護を必要とする状態
・要介護4:重度の介護を必要とする状態
・要介護5:最重度の介護を必要とする状態