アドボカシー

【英語名:advocacy、分類:概念】

アドボカシーは、英語の「advocacy」に由来し、本来は、弁護、指示、擁護、支援運動、唱道などを意味します。これは、幅広い分野で使われており、特に社会的弱者などの権利(主張)を代弁することや、その代弁者の立場などを意味する場合が多いです。また、今日では、政策提言や権利擁護など特定の政策を実現するために、社会的な働きかけを行う活動を示す場合にも使われます。

一般に看護介護においては、本用語の基本概念は同じで、自己の権利を言及(表明)することが困難な寝たきりの高齢者や認知症の高齢者、重度の障害者などの権利擁護やニーズ表明を支援し、代弁することをいいます。