要支援者
【読み方:ようしえんしゃ、分類:状態】
要支援者は、日本の介護保険制度では、要支援状態にある65歳以上の人(第1号被保険者)、および政令で定められた特定疾病により要支援状態になった40歳以上65歳未満の人(第2号被保険者)をいいます。これは、将来的に要介護者となる可能性があり、身支度や家事など日常生活に支援が必要な人であり、要介護状態区分(要介護度)で最も軽いランクの「要支援1」、その次のランクの「要支援2」に該当する人を指します。
一般に要支援者として、介護保険からの予防給付を受けるためには、被保険者の申請によって本人の状況を調査し、認定調査票の結果をコンピュータで処理(判定)した一次判定、および介護認定審査会による二次判定を経て、市(区)町村から「要支援認定」を受ける必要があります。
・要支援1:社会的支援を必要とする状態
・要支援2:部分的に介護を必要とする状態