自意識過剰

【読み方:じいしきかじょう、分類:恋愛】

自意識過剰は、他人が自分をどう見ているかを気にしすぎる状態のことをいいます。これは、自分自身についての意識や周囲と区別された自分についての意識のことを意味する「自意識(じいしき)」と、適当な分量や程度を超えていること(多すぎること)を意味する「過剰(かじょう)」からなる用語です。

一般に自意識過剰な人は、普段の生活の中で、自分の外見(容姿、容貌)や行動、言動などが他人からどう思われているかについて、必要以上に注意を払う傾向があり、特に異性に対しては、時として考えすぎてしまうこともあるようです。また、自意識過剰が行き過ぎると、精神面を病んで「ヒガモ(被害妄想)」になることもあります。

自意識過剰

なお、他人(普通の人)が自分をどう思っているのかと言えば、特別な関係や利害がなければ、「ほとんど関心を持っていない」というのが現実ではないでしょうか? というのは、人が一番関心を持つのは「自分自身」ですので。

<本用語の使用例>

・ナルシシストな男性は、自意識過剰すぎて女性ウケが悪い
・ガードを堅くし過ぎると、自意識過剰だと思われてしまうかもしれない
・エリートにありがちな自意識過剰な様子もなく、自然体なところが魅力的だった