マウンティング女子
【読み方:まうんてぃんぐじょし、分類:男女】
マウンティング女子は、何気に自分の方が上とアピールする女性のことをいいます。これは、フジテレビ系列ドラマ「ファースト・クラス(2014年)」や書籍「女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態(2014年)」などの影響で広まり、具体的には、相手のことを褒めつつも、「でも、私の方が上なのよ!」とばかりに、奈落の底に突き落とす鋭い攻撃(言葉)を仕掛けてくる女性を指し、日常的に女性の間では「マウンティング」が行われています(男性の間でも行われている)。
一般にマウンティングとは、自分の方が相手よりも上であることを誇示するために取る行動を意味し、元々は動物が相手の上(背)に乗って個体間の優位性を示す行為から来た言葉だそうです。その根本には、自分の優位性を誇示したり、相手と比較したり(格付けしたり)する心理があり、通常、コミュニケーション(会話)においては、相手に対して「自分が上であること」を直接的に言うと角が立つため、自虐や自慢などに混ぜてそれとなく示すことが多いです。
なお、マウンティング女子の主なタイプ(分類)としては、親友型やカウンセラー型、プロデューサー型、事情通型、自虐型などがあるそうです。
<マウンティング女子のトーク例>
・一人の時間が欲しいのだけど、彼の束縛が強くて困っちゃう!
・胸が大きいと肩が凝って大変なのよね。あなたがうらやましい。
・スリムでいいな。私、胸が邪魔でそういう服は似合わないんだ~。
・私もあんまり海外行ったことないんだ~。まだ10カ国くらいだし~。
・うちは一軒家だから庭のお手入れなどが大変!マンションにしておけばよかったわ~。
・独身は遊びに行けていいな~。私なんて今、子どものお受験の準備で毎日ヘトヘトなのよ~。