腰壁

【読み方：こしかべ、分類：壁】

腰壁は、床から腰高程度に張る、別仕上げの壁のことをいいます。これは、主に窓台を基準として、それよりも低い部分に設けた壁を指し、通常、日本の住宅では、腰の高さに相当する90cm程度の高さに張られることが多いです。

一般に建物では、床面から腰の高さ程度までの間に傷や汚れが生じやすく、それらに対応するための仕上げとして腰壁が施工されます。また、具体的な場所としては、腰窓の下の壁、対面キッチンの仕切り、二階の吹き抜けの廊下、一階のリビング階段、居室等のアクセント壁（上部と下部で仕上げを変えた壁の下の部分）などが挙げられます。