大壁和室
【読み方:おおかべわしつ、分類:間取り】
大壁和室は、住宅において、柱を壁の中に隠して見えなくする仕上げ法(大壁造り)で作られた和室をいいます。これは、昨今では、住宅の洋風化により、主流の和室形態であり、また和室とは、伝統的な日本風の部屋(畳を敷いた部屋)のことをいいます。
なお、柱が外部に現れないように仕上げを施した壁を「大壁」というのに対して、柱を外側から見えるようにした壁は「真壁」といい、現在、真壁は、柱を露出し、柱と柱の間に塗り壁や張り壁が施される、伝統的な日本家屋に用いられています。