待てば海路の日和あり

【読み方:まてばかいろのひよりあり、分類:諺】

待てば海路の日和ありは、今は状況が悪くとも、焦らずにじっくりと待っていれば、やがて良い機会が巡ってくることを喩えたものです。これは、本質的な意味が同じの「待てば甘露の日和あり(尾張いろはかるたの一つ)」の言い方を変えたもので、港で根気よく待てば、航海に良い日和の日もやってくることを喩えに使っています。

なお、本用語と似たようなものとして、「石の上にも三年」「雨の後は上天気」「嵐の後には凪がくる」「急いては事を仕損じる」「果報は寝て待て」などもあります。