長い物には巻かれろ
【読み方:ながいものにはまかれろ、分類:諺】
長い物には巻かれろは、「長い物には巻かれよ」とも言い、力のある者には従った方が得策であるという喩えをいいます。これは、目上の者や勢力の強い相手とは敢えて争わないで、それに従った方が得策であるというもので、処世術(世渡りの術)を表した諺となっています。ただし、生きていく中で、ずっと巻かれてばかりではいけませんが。
なお、本諺と似たようなものとして、「太きには呑まれよ」や「大きな物には呑まれる」、「泣く子と地頭には勝てぬ」などもあります。