古川に水絶えず

【読み方:ふるかわにみずたえず、分類:諺】

古川に水絶えずは、「古川に水涸れず」とも言い、伝統があり基礎のしっかりとしているものは、衰えても滅びることはないことの喩えをいいます。

古くからある川は一見涸れているように見えても、実は川底や地下に脈々たる水流があるように、本諺では、代々栄えた家は落ちぶれても何とか続いていくことや、基礎のしっかりしているものは容易に滅びないことの喩えとなっています。

古川に水絶えず

なお、「古川に水絶えず」と似たようなものとして、「大鍋の底は撫でても三杯」や「長者の跡は三年味噌臭い」、「腐っても鯛」などもあります。