亀の甲より年の功
【読み方:かめのこうよりとしのこう、分類:諺】
亀の甲より年の功は、「亀の甲より年の劫」とも表記され、長年の経験は貴重であり、尊ぶべきであることをいいます。これは、「亀の甲」と「年の功(劫)」の同音をかけてできた諺で、年長者の経験から身につけた知恵や技術、ノウハウなどは貴ぶべきであることを示唆しています。
※「劫」は極めて長い時間、「年の功」は年を取って経験を積んでいることを意味。
なお、本諺と似たようなものとして、「烏賊の甲より年の功」「蟹の甲より年の功」「松笠よりも年嵩」「老馬の智」「一日の長」などもあります。