最少催行人数
【読み方:さいしょうさいこうにんずう、分類:ツアー】
最少催行人数は、「最少催行人員」とも言い、旅行会社が募集型企画旅行(旅行ツアー)を実施する場合の最低限必要とする参加人数のことをいいます。これは、広告やパンフレット、ウェブサイトなどにも記載され、企画旅行(商品)の採算とも関係するもので、予約数が本人数に達しない場合、中止することができます。ただし、中止の際には、予約客への連絡ルールとして、旅行開始日の前日から起算して遡って、国内旅行の場合13日目(日帰り旅行は3日目)に当たる日より前、海外旅行では23日目(ピーク時は33日目)に当たる日より前に行わなくてはなりません。
一般に最少催行人数を少なく設定すると催行中止の確率は低くなるものの旅行代金が上がり、逆に本人数を多く設定すると旅行代金は安くなるものの催行中止の可能性が高くなり、そのバランスが企画の一つのカギとなります。なお、本用語は、オプションの現地ツアーなどでも使われます。