晴耕雨読

【読み方:せいこううどく、分類:四字熟語】

晴耕雨読は、世間の煩わしさから離れて、悠々自適の生活を送ることをいいます。これは、晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をするという意から転じたもので、「悠々自適の生活」の喩えとなっています。例えば、本用語は、小説家の子母沢寛(1892年-1968年)の作品「勝海舟」において、「国へかえって晴耕雨読とも行けまいが、ささやかな百姓をしながら、山村の若い者を対手に、楽な気持で竹刀でも振廻して行く決心をしました」というように使われています。