傍若無人
【読み方:ぼうじゃくぶじん、分類:四字熟語】
傍若無人は、人前をはばからず(全く気にかけず)勝手に振る舞うことや、他人を無視して思う通りに行動することをいいます。これは、中国の二十四史の一つで、黄帝から前漢武帝までの二千数百年にわたる通史である「史記(刺客列伝)」に由来し、「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」の意に基づくものです。
なお、本用語と似たようなものとして、「眼中無人(がんちゅうぶじん)」や「勝手気儘(かってきまま)」、「得手勝手(えてかって)」などもあります。
<本用語の使用例>
・○○は、その傍若無人な物言いで一躍有名になった
・血税を投入した○○社の傍若無人な対応は全く異様である