三位一体
【読み方:さんみいったい、分類:四字熟語】
三位一体は、三つのものが一つになることや三者が心を合わせることをいいます。これは、キリスト教の根本教義の一つで、三位は全て本質において同一であり、唯一神はこの三つを持つ実体であるという考え方(父・子・聖霊の三位は、唯一の神が三つの姿となって現れたもので、元来は一体であるとする教理)に由来するものです。そして、それが転じて、三者が本質的に全く同一であること(三つのものが、一つのものの三つの側面であること)、三つのものがそれぞれ緊密に結びつくこと。、また三者が心を合わせて一つになることを意味するようになりました。
<本用語の使用例>
・日本の原発は、国・電力会社・自治体の三位一体で推進されてきた
・大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を三位一体で取り組んでいく