危機一髪
【読み方:ききいっぱつ、分類:四字熟語】
危機一髪は、髪の毛一本ほどの差で危険が差し迫っている状態や極めて際どい場合をいいます。これは、悪い結果が予測される危険な状況(時)を意味する「危機」と、一本の髪の毛を意味する「一髪」からなる用語で、ひとつ間違えば、非常な危険な状態や困難な状況に陥ろうとする瀬戸際のことを意味します。
なお、本用語と似たようなものとして、「一髪千鈞(いっぱつせんきん)」や「万死一生(ばんしいっしょう)」、「絶体絶命(ぜったいぜつめい)」などもあります。
<本用語の使用例>
・日本の輸出産業があわや総崩れになる危機一髪のところまできていた
・幸い警備員がすぐに発見したため、危機一髪で引火爆発の大惨事を防げた