公平無私

【読み方:こうへいむし、分類:四字熟語】

公平無私は、公平で私的な感情や利益を交えないこと(さま)をいいます。これは、中国の古代説話集である「韓詩外伝」が出典で、全てのものを同じように扱うことや判断・処理などが偏っていないことを意味する「公平」と、私的な感情に捉われたり利害の計算をしたりしないことを意味する「無私」からなる用語です。

一般に本用語は、日常において、片方に偏ることなく平等で私心を持たないさまを表現する際に使われ、また似たようなものとして、「公明正大(こうめいせいだい)」などもあります。

<本用語の使用例>

・日本には、公平無私に国家戦略を策定できる政治家がほとんどいない
・違反や不祥事のない、すっきりした公平無私の選挙に向けて協力してほしい