不即不離

【読み方:ふそくふり、分類:四字熟語】

不即不離は、「不離不即」とも言い、二つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないことをいいます。これは、円覚を主題とする仏教経典「円覚経」が出典で、二つのものが強く結びつきもせず、また離れもしない関係にあることから、一般につかず離れず、ちょうど良い関係にあることを意味します。

<本用語の使用例>

・現実の企業社会では本来、工学と経営は不即不離の関係にある
・本を編集する作業と装丁する作業は、別の作業ではなく不即不離の関係にあるということにほかならない