隠忍自重

【読み方:いんにんじちょう、分類:四字熟語】

隠忍自重は、怒りや苦しみをじっと抑えて外に表さず、軽はずみな行動をしないことをいいます。これは、苦しみを心中に隠して堪え忍ぶ(我慢する)ことを意味する「隠忍(いんにん)」と、自分自身を慎んで軽々しい言動を取らないことを意味する「自重(じちょう)」からなる用語で、怒りや苦しみなどをじっとこらえて、軽々しい行いをしないことを意味します。

<本用語の使用例>

・ここは我慢のしどころ、捲土重来を期し、隠忍自重をするしかないのではないのか
・日本はあくまでも隠忍自重して、戦後の平和主義と非核三原則を墨守すべきだろうか
・現政権は、消費税を引き上げるまでは臥薪嘗胆、隠忍自重しておこうというのが本音だ