むっつり
【読み方:むっつり、分類:俗語】
むっつりは、カタカナで「ムッツリ」とも表記され、俗語的には、無口で助平(スケベ)な人のことをいいます。これは、国語辞書では「口数が少なく愛想のない様、口数が少なく愛想のない人」と説明されていますが、昭和時代に「むっつりスケベ」という言葉が流行し普及したことにより、今日では本来の意味と俗語的な意味の二つが認識されています。
一般に俗語的な"むっつり"は、若者が使う以外に、昭和時代に若者だった大人も使っており、男性が誰かをからかう(嘲笑う)場合に使ったり、女性が嫌な男性に対して陰口で使ったりします。具体的には、おとなしそうな人に対して「○○は、むっつりだ」と言ってからかったり、ある男性に対して「あの人は、まじめそうな顔をしていて実はむっつりだ」と言って陰口をささやいたりします。
<本用語の使用例>
・普段のプライベートでは、むっつりと無愛想な男性は少なくない
・美人なのに、いつも無表情で、むっつりしているから敬遠される
・清純派をアピールする人ほど、実はむっつりスケベだったなんてことも珍しくない