サボる

【読み方:さぼる、分類:俗語】

サボるは、怠けることや怠けて休むことをいいます。これは、フランス語の「sabotage(サボタージュ)」が語源の俗語で、その略の「sabo(サボ)」に動詞化する接尾語の「る」を付けたものです。

その歴史は意外と古く、日本において、1919年(大正5年)9月に神戸川崎造船所でサボタージュ作戦が行われて賃上げに成功したことが世間で話題となり、同年に「サボる」が流行語となり、今日に至っています。

ちなみに、原語の「sabotage」は、労働者の争議行為の一つで、労働者が団結して仕事の能率を落とし、使用者側に損害を与えて紛争の解決を迫ることなどを意味します。

サボる

一般に本用語は、日常的には、学校や会社などを怠けて休むことや仕事などを怠けることを意味し、例えば、「仕事をサボる」や「学校をサボる」というように使われます。

<本用語の使用例>

・努力する人は夢を語り、サボる人は愚痴を語る
・2週間運動をサボると、筋力がガタ落ちするそうだ
・若い頃は、とにかくナマケ者で、サボることばかり考えていた