法務省(中央合同庁舎第6号館)の写真

法務省(Ministry of Justice:MOJ)とは、日本の中央省庁の一つで、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、国の利害に関係のある争訟の統一的かつ適正な処理、並びに出入国の公正な管理を図ることを任務とする行政機関をいいます。その組織については、大臣官房や民事局、刑事局、矯正局、保護局、人権擁護局、入国管理局などの「内局」、公安審査委員会や公安調査庁などの「外局」のほか、「検察庁」や「法務局」、「刑務所」などの機関が置かれています。

現在、法務省は東京都千代田区霞が関の官庁街の一角(中央合同庁舎第6号館内)にあり、地図上で見た場合、皇居の近くに位置し、また歴史的な建築物である赤れんが棟は、法務総合研究所や法務図書館として使われています。ちなみに、法務省の近辺には、警視庁や警察庁、東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎が立ち並んでおり、日本の司法行政官庁が非常に狭い地域に密集しており、「司法村」というのは確かに存在しています。

所在地 東京都千代田区霞が関1-1-1
建築 1990年(A棟)、1994年(B・C棟)
建物概要 階数:地上21地下4(A)、地上20地下3(B・C)
延面積:126,171(A)、63,094(B・C)
建物用途 本省庁舎(検察庁他も入居)

〇道路(桜田通り)向かいから撮影

法務省(全体)

〇赤れんが棟を近接から撮影

法務省(旧本館)