京濱伏見稲荷神社の写真

京濱伏見稲荷神社(けいひんふしみいなりじんじゃ)は、全国にある稲荷神社の一社で、神奈川県川崎市中原区新丸子東にある神社をいいます。これは、1951年に初代宮司である冨澤冠受が京都の「伏見稲荷大社」の神示により、「伏見稲荷大社」より勧請する形で創建されたもので、東京と横浜の間である本地に建立し、混迷する戦後の地域復興を祈願したとされます。

現在、社殿(本殿)は個性的な九棟流れ造りとなっており、本殿周囲は江戸造り(江戸時代に縁起が良いとされていた富士山の溶岩で固めた廻り造り)となっています。また、入口には大きな大鳥居があり、その両脇には大きな神狐像の姿があり、境内には108体の狐の像があります。なお、当神社は、勧請先である伏見稲荷大社と同様、神社本庁には属しておらず、単立神社となっています。

所在地 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-980
主祭神 常磐稲荷大神
相殿神 五成大明神(宇加之御魂大神、大己貴命、猿田彦命、大宮能女神、保食之神)

〇正面から本殿を撮影

京濱伏見稲荷神社