民間放送(民放)/商業放送
【読み方:みんかんほうそう、分類:放送】
民間放送は、「民放」や「商業放送」とも呼ばれ、民間資本で設立され、主に広告(コマーシャル等)を主な収入源として運営される放送、およびそれを行う事業体のことをいいます(WOWOWなどは有料放送)。これは、受信料を主な財源として、営利を目的としない公共的な事業体が行う「公共放送」に対する用語で、日本においては、放送法上の一般放送事業者などが該当し、日本放送協会(NHK)や放送大学、特別業務の局である路側放送などは含まれません。
ちなみに、日本での民間放送の歴史は、ラジオでは、1951年9月に名古屋の中部日本放送(CBC)がラジオ放送を始めたのが第1号であり、またテレビでは、日本テレビ放送網(NTV)に最初の免許が与えられ、1953年8月からテレビ放送が開始されました。なお、1952年に民放各社の連合組織として、社団法人日本民間放送連盟が設立され、現在では約200社が会員となっています。
<民間放送事業者の区分>
・地上系一般放送事業者(TV、AM、FM他)
・衛星系一般放送事業者
・有線テレビジョン放送(ケーブルテレビ)事業者