トニックウォーター
【読み方:とにっくうぉーたー、分類:炭酸飲料】
トニックウォーター(Tonic Water)は、ソーダ水(炭酸水)に各種の香草類や柑橘類の果皮のエキス、および糖分を加えて調製した清涼飲料水のことをいいます。これは、炭酸水に、香草類やレモン・ライム・オレンジ等の果皮のエキス分、および糖分を配合したもので、無色透明でほろ苦さと爽やかな風味を合わせ持っています。
元々は、帝国主義時代、海外の熱帯植民地で働く英国人の暑気あたりや食欲不振を防ぐために作られた、キニーネ(キナの樹皮に含まれる主要なアルカロイド)を配合した清涼飲料水でしたが、その後、口当たりが爽やかなところから女性たちの間でも好まれるようになりました。
一般にトニックウォーターは、蒸留酒によく合うとされており、カクテルの「ジントニック」として飲まれることが多いです。また、その他にも、ベースをウォッカとした「ウォッカトニック」や、ベースをテキーラとした「テキーラトニック(テコニック)」などもあります。