割かし(わりかし)

【読み方:わりかし、分類:概念】

割かしは、「割りかし」とも表記され、「割方(わりかた)」の俗な言い方(口語表現)をいいます。また、割方とは、「比較的」や「割合に」といった意味があり、その中に「意外に」や「予想外に」、「思ったより」といったニュアンスも含まれていることが多いです。

一般に本用語は、日常的には、予想より良かった場合など肯定的に用いられることが多く、「割かしおもしろい」や「割かし安く買えた」というように使われます。ちなみに、本用語は、1959年~1963年に上映された東宝映画の「お姐ちゃん」シリーズから流行したそうです。