カルボナーラ
【読み方:かるぼなーら、分類:イタリア料理/パスタ】
カルボナーラ(Carbonara)は、ベーコンや卵、チーズ、黒胡椒などを材料にソースを作って絡めたパスタ料理(イタリア料理)をいいます。
元々は、ローマの料理で、パンチェッタ(豚のばら肉を塩漬けにして乾燥熟成させたもの)やグアンチャーレ(豚のほお肉を塩漬けにして乾燥熟成させたもの)を使い、チーズにはペコリーノ・ロマーノやパルミジャーノ・レッジャーノを使い、またパスタにはスパゲッティを使うのが一般的で、これを「Spaghetti alla carbonara」といいます。
一般にカルボナーラ(Carbonara)とは、イタリア語で「炭焼き人風」といった意味であり、炭焼き職人が思いついた料理だとか、仕上げに振る粗挽き黒こしょうが炭の粉のように見えることなどから、こう呼ばれるようになったそうです。
日本では、1980年代以降に多くできたイタリア料理店やパスタ専門店において、メニューの一つとして「カルボナーラ」を出すようになり、その名が広く知られるようになりました。
現在、日本で広まっている一般的なレシピについては、ベーコンを炒め、それに生クリームやチーズ、卵黄、黒コショウを加えてソースとしたものであり、本場イタリアのものとは見た目も風味も異なっており、日本風のカルボナーラとなっています。