キャスティング
【読み方:きゃすてぃんぐ、分類:概念】
キャスティング(casting)は、「キャスチング」とも言い、映画やテレビドラマ、演劇、CMなどで、俳優やタレント、アイドル、芸人などに役を振り当てる(割り振る)ことをいいます。これは、英語の"cast"が「(芝居・映画等の)配役をする」や「(役者に)役を振り当てる」という意味があることに由来するものです。
一般にキャスティングは、脚本と共に、最終的に作品の良し悪しに大きく影響するため、その選考は非常に重要となりますが、一方で芸能事務所やスポンサーなどの力関係もあり、時にはミスキャスティング(役柄に合わない配役)が発生することもあります。なお、本用語は、上記の他に、釣りで竿にリールをつけ、仕掛けを遠くへ投げること(投げ釣り)や、その競技を指す場合にも使われます。
<本用語の使用例>
・結果的に面白い組み合わせのキャスティングをすることができました
・番組のキャスティング会議で、今いちばん名前が挙がるのが○○さんです
・監督の中には演技プランみたいなものがあって、自分の求めていることを表現できる人しかキャスティングしないんです