カーテンコール

【読み方:かーてんこーる、分類:概念】

カーテンコール(Curtain call)は、舞台公演が幕切れ(終幕)した後、舞台袖に退いた出演者を観客が拍手で呼び戻すことをいいます。これは、演劇やミュージカル、オペラ、バレエ、音楽会、ショーなどにおいて、終幕後に観客が拍手喝采をすることで、いったん退場した役者や歌手(アーティスト)、ダンサー、指揮者、演奏家などを舞台に呼び戻すこと(追加のパフォーマンスをねだるのではなく、単に登場を要求するもの)を指します。

カーテンコール

通常、カーテンコールでは、出演者が舞台に戻ってきて御辞儀や手を振ったりして、観客の拍手や歓声に応えるだけですが、一連の公演の初日や千秋楽などの節目では代表者が謝辞を述べる場合もあります。なお、似たようなものに「アンコール(Encore)」がありますが、これはコンサートやリサイタルにおいて、追加演奏を要望する掛け声や、その再演奏などを意味します。